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カネなし、人脈なし、知名度なしでも
成功する「弱者の戦い方」

小林大輔 DAISUKE KOBAYASHI
田舎に特化したエリアリノベーション戦略。ゴールは「まち上場®」

著者:小林大輔
定価:1650円(税込)
発刊日:2021年11月17日

田舎に特化したエリアリノベーション戦略。ゴールは「まち上場®」

「田舎のまちづくり」をテーマに、地域の特性を生かしたエリアリノベーション、ヴィレッジ戦略の実例とノウハウをまとめた『まちづくり戦略3.0』 (著:小林大輔)が11月17日に発売されました。

人とお金が行き交うまちづくりのゴールは「まち上場®」。まちの人気が上がるに伴い、土地を求める人が増え、値段があがり、まちの価値そのものが上がっていく好循環が生まれます。

著者の小林大輔が代表を務める株式会社SUMUSは、住宅業界専門のコンサルティング会社として、地方工務店500社以上の経営支援を実施。さらに各企業とタッグを組み、日本全国のまちづくり事業に数多く携わっています。

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「まちづくり」はなぜ失敗してしまうのか

まちづくりは全国各地で試みられていますが、失敗も少なくありません。その理由は、「大きく開発」しようとし、さらに「強者の真似」をしてしまうから。これからの時代、小さく小回りの効く戦略こそ有利であり、むしろ弱者にこそチャンスがあります。そこで、もっとも重要なキーワードが「まち上場®」です。

目次

  • はじめに
    カネも人脈も、知名度もない…。それでも大丈夫!
    弱者だからこそ有利な時代になってきた
    強者の真似をするな。弱者ならでは戦い方を知れ!

  • 第1章 弱者の正しい戦い方を、9割以上の人が知らない

    1. 従来のまちづくりが失敗した理由はとてもシンプルなもの
    2. 「都市計画を立ててからはじめる」から、しくじることが多い
    3. 従来のまちづくりの流れこそ、失敗の王道パターン
    4. 大きくはじめると、ニーズが多様化する現代に対応できない
    5. 強みがひとつでも見つかれば、ゆっくりでも成功する
    6. 人が集まるまでは、まちづくりを進めてはいけない
    7. 小室哲哉の戦略は、マスタープラン寄りの戦い方である
  • 第2章 小さなことから、大きなことへ…。これが弱者の正しい戦い方!

    1. ランチェスターの法則にならい、弱者は独自路線の局地戦で挑め
    2. まちづくりは、ベンチをひとつ置くだけでもはじめられる
    3. 代官山のまちづくりが成功したのは、単に都心にあったからではない
    4. 絶対王者の京都に、真っ向勝負を挑んではならない
    5. 小さくはじめたほうが、味方が集まりやすい
    6. 「原価思考」はもう古い! シン時代の発想「価値思考」とは?
    7. 「強み」は「相対的評価」でこそ見つかる場合が多い
  • 第3章 真の成功とは「上場」である

    1. まちづくりも株やモノと一緒。価値(単価)×取引数で決まる
    2. 目指すべきは「まち上場」(時価総額を上げることで上場を狙う)
    3. 「観光以上、移住未満」という新しい市場に参入する
    4. 土地の公示価格が10年で3.5倍以上になったニセコの成功要因とは?
    5. まずは「年間1万人」の集客を目指す。実はそんなに難しくない
    6. 蔵王(ざおう)に学ぶ。もて余した夜の時間までとことん活用!
    7. 近い将来にIPOを果たしそうな場所を狙え
  • 第4章 【ステップ1】ソリューションの検討

    1. ターゲットへ向けた提案「ソリューション」を、かなり具体的に決める
    2. 【ステップ0】最初に「自分はどうしたいのか?」を考えよう
    3. ライフスタイルからまちづくりをイメージする
    4. 犬と暮らすというライフスタイルで成功した「ドギーズアイランド」
    5. 真っ先に考えるべきアクティビティの「センターピン」とは?
    6. 無料のSNS、ターゲット設定に優れたウェブ広告を駆使しよう
    7. コロナ禍でも可能性はまだまだ高い「民泊」の攻略法
  • 第5章 【ステップ2】人を巻き込む

    1. 少数のコアメンバーと、多数のサポートメンバーが望ましい
    2. まちを実際につくるのは、行政ではなく工務店
    3. マルシェは、お客と運営者を同時に集めやすいアクティビティ
    4. メンバーに加わって知見と人脈を増やす
    5. ファンは「リピーター」にも「仲間」にもなってくれる
    6. 不満を見つけて発信すると、仲間を増やしやすい
    7. 「ゆるキャラ」では、なぜうまくいかなくなったのか?
  • 第6章 【ステップ3】場をつくり、運営をする

    1. 「利益創出→再投資」が繰り返せる場を設計する
    2. 「集客数×非離脱率×客単価」の最大化を目指す
    3. 運営側と利用側の双方にメリットがある「屋台村」
    4. ひとつのホテル内であえて完結させない「アルベルゴ・ディフーゾ」の戦略
    5. 「多摩ニュータウン」と「ユーカリが丘」が決定的に違うところ
    6. 無料で遊べる場を用意して、子育て世代を取り込む
    7. チラシや新聞広告。昔ながらのアナログ媒体も使える!
  • 第7章 【ステップ4】ルールをつくる

    1. ルールなくして、まちづくりは持続しない
    2. 建設よりも制度面を重要視する「エリアマネジメント」に学ぼう
    3. 「収益」よりも「集客」を優先させた浜松建設の手法
    4. 「短期の集客」と「中長期の集客」を分けて考えるのがコツ
    5. 「まち上場」を実現するための8か条
    6. 田舎は儲かる
  • おわりに~「設計しよう、未だ見ぬ風景を」

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まちづくりの集大成「まち上場」とは?

ビジネスにおけるモノの価値は「単価×取引数」が基本です。これを会社や法人に応用した数字が時価総額です

「まち上場」は、株式市場のように時価総額を上げ価値を高め、人流の増加と経済的な成長を目指すものです。具体的な数値で現れてくるため、成功の成否をジャッジしやすいメリットがあります。場合によっては撤退のタイミングも見極めやすくなります。この「価値の見える化」が重要な意味を持ちます。

まちづくりが成功すれば、土地を求める人が集まり値段が上がります。求められる数(需要)が増えることによって、不動産契約も増えれば「上場した」となるのです。本書では北海道のニセコや、山形県の蔵王などの具体的な成功例も紹介されています。

「まち上場」実現のための
具体的なステップを紹介

それでは「まち上場」を実現するにはどうすればいいのでしょうか。本書では具体的なステップを紹介しています。

ステップ1 「ソリューションの検討」
集客効果が高いアクティビティであるセンターピンを意識して年間集客1万人を目指す(特に飲食店は短時間低予算で展開可能)。宣伝には無料でできるSNSを活用し独自性とオンリーワンを重視。

ステップ2 「人を巻き込む」
少数のコアメンバーと多数のサポートメンバーを確保。地元の工務店を活用するなど人脈を広げてゆく。

ステップ3 「場を作り、運営する」
利益創出から再投資の流れをイメージ。「集客数×非離脱率×客単価」の最大化を目指し常に数値を意識。

ステップ4 「ルールをつくる」
住民同士が集まり共通のルールを共有しながら協同で建設するコーポラティブハウス、建設より制度面を重要視するエリアマネジメントなどなど先例に学ぶ。

これらは「まち上場」の8か条(スモールスタート・スモールゴール、スモールディベロップメント、多様性を重視、まちの価値を計算、利益の再投資、メディアの活用、意思決定のツールづくり、原価志向からの抜け出し)として最後にまとめています。

ただ一つのベンチを置くことから、
まちは変わる。

田端信太郎

田端信太郎氏

インフルエンサー 田端信太郎

リクルート、ライブドア、LINE、ZOZOタウンなどの数々の上場企業において、メディア編集長務め、事業を拡大した実績を持つ。
著書に、「MEDIA MAKERS―社会が動く「影響力」の正体」、「ブランド人になれ! 会社の奴隷解放宣言」等がある。

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