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従業員1名以上のすべての会社で申請が可能な助成金とは

スタッフコラム

JUL04, 2016 / Written by sumus-staff

従業員1名以上のすべての会社で申請が可能な助成金とは
こんにちは。Sumus助成金担当の佐藤です。 突然ですが、皆さんは「助成金」と「補助金」の違いをご存知でしょうか。多くの方が勘違いしているのですが、この2つ、公的な助成である点では似てはいても、実は大きく違うもの。 そこで、今回は助成金の受給要件について簡単に説明をしていきたいと思います。  

助成金と補助金は、財源が違う

公的融資と異なり、助成金も補助金も、返済が不要という点では共通しています。 異なるのは、両者の財源です。 ■助成金 厚生労働省が所管 (財源は労働保険から出ている) ■補助金 厚生労働省以外が所管 (主に経済産業省等が管轄) 従って、支給される対象が異なってきます。 助成金は、労働省が所管するため、「労働者のためになること」をした会社に支給されます。 一方、補助金は「新しいことや革新的なこと」をやる会社に支給されます。  

補助金は「コンペ」、助成金は「早い者勝ち」

もうひとつの違いは、支給の要件です。 補助金は額が1000万円以上の高額なものが多い(※)ですが、事業計画による「コンペ」に勝たないと支給されません。 一方の助成金は定められた要件を満たしていれば確実に受給されます。ただし、予算がなくなり次第終わってしまうため「早いもの勝ち」といえる特徴があります。 ※補助金の一例 ・ ものづくり・商業・サービス革新補助金 (1000万円) ・ 新製品・新技術開発助成事業 (1500万円) ・ 受注型中小製造業競争力強化支援助成金 (1500万円)  

助成金を確実にもらうためには?

要件を満たしていれば、確実にもらえる助成金。今回は、その支給要件をもう少し見ていきましょう。 助成金の支給要件は、以下の5つの条件を満たしているか否かです。 ① 雇用保険適用事業所の事業主であること ② 過去6カ月間 雇用保険被保険者を事業主都合で解雇をしたことがないこと ③ 労働賃金・支給対象経費の未払いがないこと ④ 直近3ヵ年の間に不正受給がないこと ⑤ 暴力団関係事務所、あるいは性風俗関連事業社でないこと 多くの企業で本来申請可能な助成金。 あなたの会社でも、見落としてしまってはいないでしょうか。  
sumus(スムーズ)は、助成金のご紹介から申請代行を一括でサポート。 sumusは、市場動向や公的支援の枠組みなど、ビジネスを取り巻く変化をキャッチアップし、豊富な経験に基づき、素早く的確な経営判断をサポートします。 本メールは個人情報の取扱いについては個人情報保護方針をご覧ください。

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