こんにちは。Sumus助成金担当の佐藤です。
前回では助成金が「返済不要」で、要件を満たせば「早い者勝ち」で支給される、といったものであることをご説明しました。
では、実際の住宅・不動産業において、各社がどれ位の助成金をもらっているのでしょうか。
助成金は、損益計算書において「営業外収益」の「雑収入」の科目として計上されます。それでは、大手各社のIRの決算概要から紐解いていきましょう。
sumus(スムーズ)は、助成金のご紹介から申請代行を一括でサポート。 sumusは、市場動向や公的支援の枠組みなど、ビジネスを取り巻く変化をキャッチアップし、豊富な経験に基づき、素早く的確な経営判断をサポートします。 本メールは個人情報の取扱いについては個人情報保護方針をご覧ください。
大手3社の助成金受給額
■ 大和ハウス工業株式会社 助成金 77億600万 <平成28年度3月期決算> ■ 積水ハウス株式会社 助成金 25億5900万 <平成28年度1月期短信> ■ タマホーム 助成金 4億5200万 <平成28年度3月期決算> (各社のIR情報/決算短信より抜粋)助成金に上限はない
大手企業においては当たり前の様に申請を行い、多額の助成金を取得していることが分かるかと思います。 「経営が順調だから助成金はもらえない」 「助成金は●●円までしかもらない」 といった認識をお持ちの方も多いのではないかと思われますが、それが誤解であることもご理解いただけるのではないでしょうか。大手には申請する体制がある
むしろ、大手企業においては、「採用・労務」機能を満たす専任スタッフが存在し、毎年新たに発足される助成金の情報のキャッチアップ~申請まで、を通常業務とする体制ができており、積極的に助成金を申請しているといえるでしょう。 経常利益の半分を助成金でまかなっているほどの企業もございましたので。中小企業の現状
一方、中小企業においては、労務機能を社会保険労務士事務所に外注することが多いため、助成金の取得は、その外注先の対応によって差が出てしまいます。 助成金の申請業務は手間がかかるもの。 「積極的にご紹介はしないけれども、要望をもらったら紹介する」 という昔ながらの社会保険労務士の慣習が、弊害になっているように思われます。申請するチャンスをモノに
助成金の取得には、企業規模や経営状況は関係ありません。 「そんな助成金があることを知らなかった・・・」 を減らし、企業強化の財源となるよう、しっかりと申請できるものを していきましょう。 今年のおススメの助成金は、前回のコラムで掲載しておりますので、 ぜひ、合わせてごらんください。 今年のおススメの助成金 「4種類(360万円~)」 https://sumus-home.com/column/54sumus(スムーズ)は、助成金のご紹介から申請代行を一括でサポート。 sumusは、市場動向や公的支援の枠組みなど、ビジネスを取り巻く変化をキャッチアップし、豊富な経験に基づき、素早く的確な経営判断をサポートします。 本メールは個人情報の取扱いについては個人情報保護方針をご覧ください。