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SUMUSが目指す世界観、 「未だ見ぬ風景」について。

小林コラム

SEP15, 2020 / Written by 大輔小林

SUMUSが目指す世界観、 「未だ見ぬ風景」について。

SUMUSが踏み出した新たな一歩

 

SUMUSでは、9月20日で5期目が終了し、次の10カ年ビジョンの発表会(9月23日)を行いました。
その際に、SUMUSがひとつの企業として、新たに目指す方向・コンセプトを策定。
新たに「設計しよう、未だ見ぬ風景を。」というメッセージを掲げました。

 

私たちが元々掲げていたタグライン「Matching Architect」は、社員みんなでつくった、SUMUSという会社の原点とも言える言葉。
住宅工務店業界に、最適なサービスや人材、制度などとの出会える仕組みを設計していくという、ある種の「機能」と「使命」が凝縮されたメッセージでした。

 

しかし、この数年で、その「機能」と「使命」が一定の成果へとつながり、全国500社もの住宅工務店様の経営をお手伝いできるようになった今。
その先にあるものを言葉として表現して、みなさんと共有するべき段階にきたことを強く感じるようになりました。

 

そこで、これまでの事業に加え、この数年、小林が主体になって研究開発に取り組んできた「まちづくり」の分野も視野に入れながら新しい言葉の開発に取り組むことになりました。

 

 

SUMUSの「まちづくり」

 

セミナーや研究会、現場視察ツアーなどの企画でご存じの方もいらっしゃると思いますが、SUMUSが取り組む「まちづくり」とは、いわゆる地方創生や地域コンサルティングとは一線を画す事業です。

 

コンサルティングを通じて出会った住宅工務店様の中から、地域貢献に積極的な企業とコラボレーション。
観光や暮らしを盛り上げる宿泊施設や複合施設などを共に開発し、新たなにぎわいを生み出し、地域自体の価値を向上させる。
SUMUSはアドバイザーではなく、プレイヤーとして、コラボレーターとしても関わるというスタイルをとっています。

 

このようなスタイルは、これといって前例があるわけでもなく、未知の部分も多い。まさに、「未だ見ぬ風景」をつくる仕事です。しかし、「今後20年で日本は東京一極集中型の時代から、働き方、住み方含めて、必ず地方分散型へと変化していく」と常々考えていた私は、水面下でさまざまなリサーチと投資と実験を続け、小さいけれど着実なまちの変化=「未だ見ぬ風景」を現実のものへと変えてきました。

 

そして、2020年春からの新型コロナウイルスの感染拡大。状況は一変しました。リモートワークの急速な普及。過密な都市圏からの離脱思考の高まり……経済や業界全体を見渡せば、決してポジティブな事態ではありませんが、一方で、地方分散型のライフスタイルへのシフトチェンジが、確実に早まったことを確信しました。

 

これから地方のまちの風景がどうなるのかは……未だ、誰も知らない。でも、それをつくる仕事が、目の前にある。
そう考えたとき、胸の高鳴りを感じ、この言葉を使うことを決めました。

 

未だ見ぬ風景を設計する

 

もちろん、「設計しよう、未だ見ぬ風景を。」というメッセージは、まちづくりだけを視野に入れて表現した言葉ではなく、これまで続けてきたITや人事、助成金サポート、経営支援にも通じるものです。

 

SUMUSがコンサルティングをはじめる前の企業様は、必ずしもいい経営状態であるとは限りません。
先行きが不安で、未来が見えない状況がそこにあり、それでも、社員のため、お客様のために前を向こう、活路を切り拓こうという意志を持った方々と、さまざまな経営課題に取り組んでいく。ただ、がむしゃらにではなく、確かなデータと計画に基づいて設計していく。

 

地域で一番手の工務店になれた。
新卒採用ができた。
WEB集客で売上げが大幅に改善された。
ITの力で組織管理体制を確立させて行政からも応援される組織体に成長できた……

 

そこにスタート前には想像もできなかった状態=「未だ見ぬ風景」を実現することもまた、SUMUSの大切な仕事だと考えています。

 

本当に重要なのは、いっしょに仕事をしていく住宅工務店様や、地域のプレイヤーたちの中に、SUMUSが関わることで、今ある想像を超えたワクワクするような未来を生み出せるかどうか。

 

「設計しよう、未だ見ぬ風景を。」

 

この言葉にワクワクするものを感じてくださったのならば、ぜひ一度、お話ししましょう。
みなざんとの新しい出会い、新しいコラボレーションを楽しみにしています。

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