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他人事の支援はしない。SUMUSが掲げる「現場実証主義」とは

経営コラム

SEP23, 2020 / Written by 大輔小林

他人事の支援はしない。SUMUSが掲げる「現場実証主義」とは

SUMUSと住宅工務店。経営スタイルの共通点

 


SUMUSでは、住宅工務店に特化したさまざまなシステムやサービスを開発し、経営支援とともに提供しています。そして、これまでに全国でも類を見ないような効果をあげている分野も少なくはありません。


それは、SUMUSが住宅工務店業界を深く理解している専門家集団だから……という側面ももちろんあります。しかし、その根底にある考え方こそが、私たちが掲げている「現場実証主義」なのです。


少人数の組織でありながら、IT、広告、人事、労務、財務、不動産、経営など多岐にわたる専門家が在籍し、多様なノウハウ、多様な働き方を組み合わせることで、1つの成果をつくりあげていく。SUMUSの組織は、実は住宅工務店に近しい構造があります。住宅工務店にも、営業、不動産、監理、設計、施工など、異なる職能のスタッフがいて、それぞれ異なる現場で仕事をしながら、住宅の販売と、顧客満足をつくりあげていきますよね。

 

架空のターゲットではなく、

自分たちのために生み出すという開発スタンス


このスタイルの組織にはいくつかの課題があります。そのひとつが、労務や人事の問題です。職能や働き方に多様性があるということは、その評価や管理が複雑で難しくなっていくという側面があるはずです。また、異なる現場で活動するため、それぞれをつなぐ情報共有についても、多くの課題があります。


そこで、SUMUSは、まず、自社の労務や人事、チームワーク……つまり、働き方をどう改善するか?という視点でITを活用したシステムやサービスを開発し、自社で実証実験と改善を重ねた上で、それを住宅工務店に最適化させたかたちでリリースしています。


架空のターゲットを設定するのではなく、自分たちがよりよい企業として成長するために本気でつくる。開発者がテストユーザーでもあるという環境だからこそ、本当に使いやすく、効果を生み出せるものがつくれる……ある種、泥臭いやり方かも知れませんが、今やこの「現場実証主義」で、自分たちが抱えていた課題をクライアントと共有し、プロジェクトにコミットできることが、SUMUSの大きな強みになっています。

 

実証済みだから、成功報酬型のサービスが提供できる

 

また、SUMUSのサービスの多くは成功報酬型を採用しています。一般的に、リスクが高いとされるビジネスモデルではありますが、SUMUSはそこにリスクを感じてはいません。なぜなら、自分たちが実際に試して、上手くいった成功モデルしか提案していないからです。


業務改善や経営支援にはある程度の失敗がつきものです。しかし、その失敗を最小限に減らし、最短ルートで成功に導く方法があるとしたら、自分たちで実証して、先に失敗と改善を重ねておくことではないでしょうか。

成功報酬型=成功するまでお付き合いする覚悟の表明


また、「失敗したら報酬を受け取らない」というスタンスは、「成功するまでお付き合いさせてください」という覚悟の表明でもある。と、SUMUSは考えています。失敗したのに報酬は支払わなければなかったっら、その会社と「次もやろう」とは思えませんよね。そもそも、報酬の原資になる収益が得られていないのですから、継続的な関係性は維持できなくなります。


でも、それはデータの専門家でもあるSUMUSから見ると大変な損失でもあるんです。失敗したデータ自体が、成功への貴重なヒントになるにも関わらず、そのデータを持っている会社はそこで退場になってしまう。これでは、依頼する会社を変えても意味がありません。


1度の失敗を「結果」ととらえるのではなく、成功への「プロセス」ととらえていただき、無理のないかたちで支援を継続し、本当の成功を生み出すためにも、成功報酬型というお付き合いの仕方は重要なものだと考えています。


もちろん、SUMUSがここで言う「現場実証主義」や「成功報酬型」が全てではありません。しかし、経営支援のパートナーを選ぶ際には、その会社のシステムやサービスがどのように生まれたのか。報酬に対するスタンスや考え方がどうあるのか……この点に着目していだくと、よりよい経営パートナー選びができるのではないでしょうか。

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