平成30年新年度より、新たに様々な助成金制度がスタートしました。今回はその中でも「受動喫煙防止対策助成金」についてご案内いたします。どのような内容なのか、詳しく見ていきましょう。

〇対象事業主は？

以下の二つの条件を、全て満たした事業主が対象となります。 １．労働者災害補償保険の適用事業主 ２．中小企業事業主 労働者数か資本金どちらか一方の条件を満たしていれば、中小企業主となります。 業種によって異なりますので下の表をご覧ください。

〇最大助成金額は？

喫煙室の設置などに係る経費のうち、工費、設備費、備品費、機械装置費などの ２分の1（飲食店は３分の２）までが助成され、最大助成金額は、100万円となります。

〇助成金を利用するための手続きとかかる期間は？

工事の着工前に申請書を提出し、あらかじめ交付決定を受ける必要があります。また、助成金の支給は工事が終わってからとなります。申請の内容検討からスタートし、申請に当たっては工事内容が助成金が下りるものに適合しているかどうかをチェックする必要があります。着工してからも報告書の提出や検査を受けなければいけませんし、申請から支給までは４～5カ月を見込んでおきましょう。

〇今がチャンスの「受動喫煙防止対策助成金」を是非活用しましょう！

飲食店や事務所などでも、禁煙、分煙の事業所が増えてきているご時世。そこまで考えてなかったという事業主の皆様、助成金があれば負担が少なく社員や顧客に対して健康なスペースを提供できるチャンスです。御社が助成対象事業主かどうか？　また申請や、内容等についても、ご不明な点は一度ご相談ください。弊社が申請から支給までトータルにサポートいたします。