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―kinoto― コスト削減&問い合わせ数大幅アップ。 ブランドの魅力を伝えるWeb戦略

マーケティング支援

SEP18, 2020 / Written by 大輔小林

―kinoto―  コスト削減&問い合わせ数大幅アップ。 ブランドの魅力を伝えるWeb戦略

奈良を拠点に、素材やデザインにこだわったハイエンドな木造注文住宅を手掛ける住宅ブランド「kinoto」。今や、Instagramのフォロワー数が1万人を超える人気ブランドですが、その成長の背景にはSUMUSのコンサルティングがありました。


プロジェクトの背景

来店につながるオンライン施策を


課題はオンラインからの集客。資料請求は一定数あるものの、特に相談会やモデルハウスの見学会など、各種イベントへの来店予約を取り付けることに苦戦していました。
SUMUSへのご依頼のきっかけは、東京で開催された住宅業界のイベント。そこで登壇したSUMUSのスタンスや知見に共感くださり、コンサルティングが始まりました。


実施したこと

プロモーションの鍵はInstagram


まずkinotoのプロモーション戦略を大胆に見直しました。
従来メインとしていた折り込みチラシから、Instagramを柱としたSNSマーケティングに完全にシフト。
チラシの配付1回につき100万円近いコストがかかっていたところ、1ヶ月5万円というリーズナブルな金額からSNS広告を運用することに。
また、配付エリアが限定されるチラシとは異なり、広範囲に、かつ届けたいターゲットにピンポイントにコンテンツを届けることも、ひとつの狙いでした。
Instagramという写真を中心としたプラットフォーム上で、外観や内装、コーディネートの例や考え方などを最適かつ丁寧に発信することで、コスト削減とターゲットの拡大を目指したのです。

また、同時に集客の“受け皿”となるイベント内容も見直し。
「無料相談会」という漠然とした企画ではなく、「薪ストーブ勉強会」「土間勉強会」「農地転用/変形地活用勉強会」……など、お客様が気になるカテゴリーに特化した個別勉強会というかたちに変更して、WEB集客との相乗効果を図りました。


≪詳細なフロー≫


生まれた変化

数値は数倍に改善。組織内にも変化が


ブランドサイトのセッション数は、コンサルティング実施前は約2000件だったところから、約5倍となる1万件以上に増加。
さらに月10件程度だった資料請求は、約2.5倍の25件程度に。来店予約も、毎月20件近く頂くようになりました。
マーケティングの重要な位置を占めていたInstagramに関しては、フォロワー数が1万を超え、認知度が一気にアップ。
ターゲット外の学生にも知られるようになり、採用活動にも好影響を及ぼしました。
さらに広告宣伝費は、大きく圧縮。月間80〜100万近くかかっていたコストは80%近く削減することに成功しました。

そして、組織内にも大きな変化が。
「kinoto」を運営する株式会社アーキネットでは、従来同社の代表自らマーケティングを担当していました。
しかし、今回のコンサルティングを通して、個人の知識やノウハウに頼らなくても効果を出せる、再現性の高いマーケティング活動を実施することに成功。業務の役割分担が進みました。そして、成果を数値として“見える化”したことで、スタッフのモチベーションも向上したといいます。


担当コンサルからの声

「住宅業界の中で変わった取り組みをしている」ということで、メディアに取材されたそうです。「取り上げられた内容を見た同業の仲間や知人から称賛されて、働くスタッフたちも誇らしそうで嬉しかった」と、代表の方からおっしゃっていただけて、こちらも嬉しい気持ちになりましたね。

 

≪ラベル≫
#アウトソーシング

≪informatin≫
担当コンサルタント:小林 大輔
クライアント様:「kinoto」
取引時期:2015年10月~

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