
ビレッジ戦略の
次の一手に
悩んでいる
工務店経営者様へ
「ビレッジ戦略」という言葉とともに全国へ広がった、工務店によるまちづくり。各地にユニークな拠点が生まれ、地域のにぎわいづくりに貢献してきました。一方で、「平日にも賑わいがほしい」「次の広げ方を考えたい」といった声も増えています。
今回の勉強会は、12年前にビレッジ戦略を打ち出したエスティナと、「これからの工務店はローカルディベロッパーへ」と提唱するスムーズによるクロストークです。これまで積み重ねてきた事例を振り返りながら、「今、足りないピースは何か?」を洗い出し、これからのビレッジをどう広げ、どう収益を生み出すかを一緒に考えます。
見どころ①
ビレッジ戦略の変遷を振り返る
2005年、長崎県の浜松建設を皮切りに全国へ広がった工務店によるまちづくり。資金調達の方法、銀行返済の組み立て方、カフェや雑貨店など入れるお店の種類など、その手法は実にさまざまなものがあります。結果として、うまく拡大できたエリアもあれば、スタート時のまま止まっている所もあります。
本勉強会ではまず、これまでの事例を振り返り、成功と停滞を分けたポイントを見つけます。そしてその上で、次にどんな一手を打てばいいのかを考える土台をつくります。

見どころ②
“今”のビレッジが抱えるリアルな課題とチャンスとは?
多くのビレッジは、人の流れが少ない土地を「魅力ある場所に変えよう」と集中的に投資するところから始まりました。ところが、「週末イベントで一時的に人は集まるものの、平日になると閑散とする」「テナントの売上が安定しない」といった悩みも少なくありません。訪れた人が増えたあと、どう日常的な賑わいを生み、発展へつなげるかは、まだ模索中のエリアが多いのが実情です。
ここでは、
・「訪れる人は増えたが住む人・働く人が少ない」という構造がもつ課題
・週末やイベント頼みでは拡大しにくい収益モデル
・次の開発資金を生み出す循環づくりの課題
といった現状を丁寧にひもとき、今足りていないピースは何かを洗い出します。その気づきをもとに、続くパートで「ビレッジ戦略の未来」の一手を具体的に探っていきます。


見どころ③
ビレッジ × 賃貸で「日常の賑わい」を呼び込む未来像
週末だけでなく平日にも人が集まる場に育てるには、“住む・働く・遊ぶ”を一か所に重ねる「ミクストユース」の考え方が欠かせません。たとえば、ビレッジの中に賃貸住宅やコワーキングを組み込み、暮らす人と働く人を呼び込むことができれば、日常に活気が生まれます。
参考事例としてご紹介する L・P・D社の「apartment BEAVER」では、高断熱G2グレードの賃貸住宅にコミュニティサウナや広い共有庭を備え、入居者同士が自然に交流できる仕掛けを用意しています。イベントやマルシェも日常的に開かれており、新しい住まいのかたちを提案しています
ここではこの事例を手掛かりに
・賃貸を核に「住む人」を増やし、平日もにぎわいをつくる考え方
・生活者がいることで生まれる新たなサービスと収益機会
などについて考え、これからのビレッジ戦略の可能性を探ります。


こんな人におすすめ
- ビレッジの来訪者が頭打ちで次の展開を探している
- まちづくり事業を始めるための成功・失敗パターンを知りたい
- 賃貸やコワーキングを組み込み、平日の収益も確保したい
- ビレッジ開発の最新事例を学びたい
- ローカルディベロッパーとして地域価値を高める戦略を検討している
Scheduleスケジュール
- 13:45
- 受付(zoomより待合室にご入室ください)
- 14:00
- 講演開始
第1章 ビレッジ戦略の変遷を振り返る
第2章 “今”のビレッジが抱えるリアルな課題とチャンスとは?
第3章 ビレッジ × 賃貸で「日常の賑わい」を呼び込む未来像
終わりに
- 16:00
- 講演終了
Special Lecturer特別講師
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真崎 健 氏
株式会社エスティナ 代表取締役
株式会社 Birth&Rebirth 代表取締役2004年に広島にてエスティナ(庭・外構事業)を創業。2012年にVillage戦略を住宅業界に発信し始め、同年、株式会Birth&Rebirthを設立。住宅関連企業を中心に集客、ブランディング・マーケティングの支援事業を展開。提唱しているビレッジ戦略は、住宅関連業界で大きな注目を集め、これまでに150社を超える会社が参画、現在も多くの住宅関連会社が取り組んでいる。 『工務店、不動産、庭・外構、リノベーション etc. 住宅関連会社のためのビレッジ戦略』を2025年7月に出版
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小林 大輔
株式会社スムーズ 代表取締役
新潟県上越出身、千葉県東金市育ち。現在42歳。祖父は材木業、父は一級建築士で、大工を経て、現在も工務店を千葉県で経営中。工事現場が幼少期の遊び場。 2015年10月にSUMUSを創業。ライフワークは、地場工務店=地域の担い手たちとともに、暮らす人、働く人、訪れる人に愛されるまちをつくること。 【執筆実績】 『伸びる会社はここが違う 住宅会社の新成長戦略』を2012年6月に執筆 『まちづくり戦略3.0』を2021年11月17日に執筆

ビレッジ戦略の
次の一手に
悩んでいる
工務店経営者様へ
工務店ビレッジ戦略の最前線と未来
2025年6月19日(木)14:00~16:00
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※参加者はお1人1台のPCから接続をお願い致します。
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- オンライン開催(Zoom)
- 参加費
- 無料